昨日は日曜劇場「VIVANT」の最終回が放送されましたね。
最後まで目が離せない展開で、食い入るように見てしまいました!
さまざまな伏線が回収されて、後味も良く、スッキリできる終わり方でした。
今回は最終回で泣いてしまったシーンを紹介します。
ネタバレを含みますので、まだ見ていない方は注意してください。
兄弟(乃木とノコル)で父(ベキ)との別れを受け入れるシーン
紛争で貧富の差が拡大したバルカを救う希望となるフローライト(蛍石)。
これが眠る土地をあと少し買い占めることができるテントだったが、裏切りにあい、このままでは3年間築き上げたものをバルカ政府に持っていかれることになる。
この状況を打破する唯一の作戦は、日本の公安と手を組むこと。
しかし、それは同時に
ベキが警察に逮捕されることを意味するのだった。
この作戦を乃木がベキに提案するシーンでは、堺雅人(乃木)、二宮和也(ノコル)、役所広司(ベキ)の演技に心が動かされました。
堺雅人の「悔しさを表現するときの演技」は別格ですよね。
乃木の「別班として任務を遂行しなければならない」という気持ちと「父親と別れたくない」という気持ちとの葛藤が伝わってきて、涙腺にスイッチが入りました。
役所広司の演技には貫禄がありますね。
ベキはバルカを守るためとはいえ、テロ活動で多くの人を殺してきました。
その罪悪感はずっとあったのでしょう。
「その自責の念から解放される」という安心感と「これでバルカの人々を救える」という達成感が表れた演技に感動しました。
一番印象に残ったのは二宮和也の演技です。
自分も泣いているのだが、乃木に「泣くな!」というノコルの姿に涙腺崩壊しました。
乃木が顔をクシャクシャにして泣いているのに対して、ノコルは冷静な顔で涙だけ流れている…
父親との別れを悲しみながらも、父親のことを心から誇りに思っていることがよく分かり、胸が熱くなりました。
演技だけで共感を呼んだり、人の心を動かせるってめちゃくちゃかっこいいですよね。
VIVANTに出演した役者さんのことがさらに好きになりました。
VIVANTありがとう!