今日は下の問題の解法について考えます。
2次方程式が虚数解をもつように,定数の値の範囲を求めよ。
を用いてを解きますが、判別式を知らなければこうは考えないと思います。
解法として思いつきやすいのは
(a,bは実数で)を代入して、左辺の実部も虚部も0になるが存在するkの値の範囲を求める
ではないでしょうか。
早速やってみましょう。
を左辺に代入すると
これを計算して実部と虚部に分けると
実部と虚部が0になるから
ここでとより
これをに代入して
これを整理して
は実数だからつまり
であればは存在することが分かりました!
と、ここまで来たわけですが
このは判別式D<0そのものになっていますね。
判別式D<0でなぜ解の種類を判定できるのかを証明しただけになってしまったようです笑
無駄なことをしましたが、考えるのが楽しかったので何より。
もしかしてこの方法を3次以上の方程式に対して行うと3次以上の方程式の判別式が求まったりするのでしょうかね。
疲れたので調べませんが!笑
ご一読ありがとうございました。