数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

ディズニー100周年記念映画「ウィッシュ」の感想

先週の日曜日にディズニー100周年記念映画「ウィッシュ」を見に行った。

私はディズニーが特別好きなわけでもないのだが、

「あのディズニーが100周年を記念して作る映画はどんな映画なのだろう?」

と気になり、見にいったのでその感想をつらつらと書いていきます。

 

www.disney.co.jp

 

感想を一言で言うと

僕も夢を追いかけたくなりました!

 

映画の設定を簡単に言います。

その国では、国民が18歳になると、王様に「願い」を預けます。

「願い」を預かった王様が月に一度、1人の国民の願いを選んで、その願いを魔法で叶えてくれるからです。

国民は王様に願いを魔法で叶えてもらうのを待つのです。

しかし、「願い」を預けるとその願いは記憶から消えてしまう。

 

という設定です。

「願い」を預けると、その願いを忘れるので夢を追いかけることが無くなる。

そうなった国民は生き生きと人生を送ることができないのです。

現実世界には「願い」を預けるなんてことはありませんが、夢を失っている人は多くいると思います。

「夢を持っている人の方が価値がある」なんてことは全くありませんが、叶うかどうかは別として、夢を追いかけていた方が人生楽しいのは一理あると思います。

別に叶わなくったって、「その夢を追いかけて良かったな」と思えるくらいの夢を追いかけるのは幸せな人生にするために賢い選択だと思います。

「ウィッシュ」の中で次のようなフレーズがありました。

「願い」は私たちの心の一部

なんともディズニーっぽいキラキラした言葉ですが、現実世界にもある程度当てはまると思います。

「願い」にはその人の価値観が大きく影響しますからね。

 

余談ですが、「ウィッシュ」の中のミュージカルで何回も

「君はスター!」

という歌詞がありました。

彼女と映画を見に行ったのですが、彼女は

あの「君はスター!」っていう歌詞の意味はよく分からんかった…

と言っていました。

僕は植物も動物も人間もこの宇宙のものは全て元々は一つだった。そして、星は宇宙の象徴。つまり、

「君はスター」=「君もみんなも元々一つだったから同じ仲間(星)なんだよ」

という意味で解釈していました。

そういえば、そんなことを歌っていた歌があったな…

あ!合唱曲の「COSMOS」だ!

「君も星だよ。みんな。みんな。」

と気づいて「同じこと言っている!」と嬉しくなった帰り道でした(笑)