数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

自分の好きなことはこれかもしれない!

みなさんこんばんは。

私は社会人になって5年目なのですが、1年ほど前から「いつか転職するのかな」という予感がしていました。

その予感をきっかけに

「自分の好きなことは何だろう」

「自分の得意なことは何だろう」

「自分は社会にどんな影響を与えたいのだろう」

ということを考えてきました。

本を読んだり、やったことないことをやってみたり…

 

もともと、自分には「数学が好き」とか「考えることが得意」とか「物事を効率化したがる」とかいう特徴があることは分かっていましたが、最近もう一つ自分の特徴が分かりました。

それは

自分は哲学に惹かれるということ!

 

「哲学とは何か?」と言われたらはっきり答えられないのですが、哲学とは何かを考えようとするだけでちょっぴりワクワクするのです。

これはもう哲学に惹かれているんだと思うんです(笑)

そもそもこのブログのタイトルが「数学教員の一人議論」で、考えたことをつらつらと綴るブログです。

こうやって答えがはっきりしないことを考えるのも哲学の一つだと思っています。

(ブログを始めたときから哲学が好きだったということか…)

 

この1年間、自己啓発本を色々読んできました。

その中で色々な哲学者の言葉や考え方が引用されていました。

なぜ哲学者の言葉が自己啓発本で引用されるのか。

端的に言えば「成功の役に立つから」でしょうね。

 

私も最初は「成功の役に立つかもしれない」と思って自己啓発本で紹介されていた哲学本を買ったり、youtubeの動画を見たりしていました。

でも、途中から役に立つかどうかなんて関係なく

体系立てられた人の考えを知ることがただただ楽しいと思うようになったのです。

最近は大衆向けの哲学本を読んで、ゆるく哲学者の考えを知るのが寝る前の楽しみです。

 

私は数学が学生のころから好きだったのですが、数学を勉強する動機は「将来の役に立ちそう」なんていう条件付きの動機ではなく、「数学を勉強するとワクワクするから」という自分の内側から出てくる動機でした。

自分の興味に従って勉強して、教員として数学を教えられるレベルになったので、結果的に仕事の役にも立っています。

 

哲学も同じかもしれません。

何の役にも立たないかもしれないけど、興味関心に沿って哲学を勉強してみよう。

結果、もしかしたら転職のきっかけになるかもしれない。

転職のきっかけにならなくたって自分が好きで学んだことなら学んだ時間も無駄じゃないし。