数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

今日「仕事手伝いますか?」って言えた。

みなさんこんにちは。

今日はいつもと違うことをしてみた。

いつもは自分の仕事が終わったら即帰るのですが、今日は自分の仕事が終わった後に

「仕事手伝いますか?」

と先輩に声をかけてみた。

みんな今日は早く帰れそうなのに、その先輩は特別な仕事があったので、あと1時間ほど残業しなければなかったからだ。

先輩も「まじ?ありがと!」と言ってくれたので、仕事を手伝った。

人の仕事を手伝うと「おれいいことしている」感を味わえて、そんなに嫌に気持ちでもない。

ただ、心のどっかで「感謝を期待している自分」というか「褒めてもらいたい自分」がいるのが残念だった。

人を助ける理由は「自分の自己肯定感を上げるため」あるいは「自分の仕事が大量にあるときに、手伝ってもらいやすくするため」のように、完全に自分のためにやっている人がかっこいいと思うし、自分もそうでありたいと思う。

 

普段「手伝いましょうか」なんて声をかけるタイプでもないのに、今日声をかけたのはなぜだろうと考えた。

それはその先輩が普段から人の仕事を手伝うタイプだからだ。

僕の仕事を手伝ってくださったこともよくある。

だから「いつも手伝ってくださるし、お返しに」という気持ちもあった。

別にその先輩も普段見返りを期待して手伝いをしているわけではなく、ある意味自己満足でやっているだけなのだろうが、いざ逆の立場になると助けたくなるものだ。

こういうのを心理学で「返報性の心理」っていうんだっけ?

 

これからも余裕のある時は見返りを求めずに、自分のために人助けをしたいなと思った一日でした。