数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

「20代をどう生きるか」から学んだ好きなことの定義

みなさんこんばんは。

今日は著書「20代をどう生きるか」から学んだことについて書きます。

 

https://shop.r10s.jp/rakutenkobo-ebooks/cabinet/8907/2000010278907.jpg?fitin=560:400&composite-to=*,*|560:400

 

 

この本に書かれている「好きなこと」とは

めんどくさくて、見返りがないのにできること

です。

例えば、私は3年前に「自分はドラムが好きかもしれない」と思ってドラムを始めようとしましたが、めんどくさくなって止めてしまったので、好きなことではなかったということです。

また、2年前にyoutubeでゲーム実況をしてみましたが、チャンネル登録者が増えなかった、つまり見返りがなかったので、止めてしまいました。

自分が好きだったのは、ゲーム実況ではなく、ネットからの評価だったのです。

 

次に、自分が「めんどくさくて、見返りがないのにできること」って何なのか考えてみました。

それは

数学とゲームかな。

数学をしているときは「めんどくさいな」と思うこともありませんし、何か見返りを求めているわけでもないです。

自分の内側から「楽しい」という気持ちが湧いてきます。

ただ、最近は数学をしていません。

楽しくないとかではなくて、もっと楽しいと思うことがあるんですよね。

それがゲームです。

数学はじんわり長く楽しめる。

ゲームは瞬間的に一気に楽しめる。

というイメージがあります。

ゲームにも「めんどくさい」はないですし、当然見返りもありません。

直感的には数学より何の役にも立たないなと思いますけど、それでもゲームをするっていうことは僕の「好きなこと」はゲームなんでしょうね。

 

「好きなことを仕事にする」を僕に当てはめると、「数学を仕事にする」ということになります。

私は中学校で数学を教えているので、数学を仕事にしていることになるかもしれませんが、

僕が好きなのは「数学をすること」であって、「数学を教えること」とは違う

ということに最近気がづきました。

だから、「本当にこの仕事をずっと続けていいのかな」という心配があります。

まだギリギリ20代ですので、将来の仕事について深く考えておきたいな。

 

今日は以上です。

ご一読ありがとうございました!