この記事では著書「ニーチェの言葉」の一節を抜き出して、僕の考えを交えながら紹介します!
自分を本当に愛するためには、まず自分の力だけを使って何かに取り組まなければならない。
自分の足で高みを目指して歩かなければならない。
そこには苦痛がある。
しかしそれは、心の筋肉を鍛える苦痛なのだ。
(『ツァラトゥストラはかく語りき』)
僕は自己肯定感が低いというか自信が持てません。
自分のことを心から愛せてはいない。
でも、自分のことを好きになりたいなとは思っています。
自分のことを好きな方が幸せだろうし。
ではなぜ、自分を心から愛せていないかというとニーチェに言わせれば
自分の力で何かに取り組んでこなかったから。
うーん、そういわれるとちょっと反発したくもなる。
大学の受験勉強は色々な人に助けてもらったとはいえ、自分なりに勉強して大学に入った。
大学時代にはYouTubeのゲーム実況で多くの人に見てもらうことができた。
この2つの経験はかなり充実していたけど、ニーチェに言わせたら自分の力だけを使って何かに取り組んだ内には入らないのかな。
だって、まだ自分のことを心から愛せてはいないし。
でも、たしかにこの2つの経験はあんまり苦悩はなかったな。
ただただ楽しかったからやっていたら結果もついてきたような感覚だった。
別に高みを目指すのに苦悩がないといけないとは言わない。
むしろ頑張っている時点でその取り組みは自分に向いていないとすら思う。
(自分に向いていることだったら苦痛じゃないと思うから)
ただ、この2つの経験が苦悩が出るほど高みを目指して本気になったか。
と言われたら、まだやれたかもしれないなって思う。
大学は自分の今の学力で行けるところを無難に選んだし、YouTubeも楽しくやることを最優先にして結果にはあまりこだわっていなかった。
高みを目指すことがいつでも良いというわけではないけど、「自分のことを好きになる」という意味ではニーチェの言う通り、もっと高みを目指した経験をした方がいいのかもしれない。
僕は今、教員を休職していて、復帰するか転職しようか迷っています。
でも、ニーチェの言葉を読んで一度本気で転職にチャレンジするのもいい経験になりそうだと思いました。
ご一読ありがとうございました!