アラサー数学教員サイの一人議論

アラサー教員のサイが本を読んで考えたことをつらつら書きます

著書「GIVE&TAKE」を読んで疑問に思ったこと

みなさんこんばんは。

今この本読んでいます。

 

 

この本は人を

ギバー(惜しみなく与える人)

イカー(相手から受け取ろうとする人)

マッチャ―(ギブとテイクのバランスを保とうとする人)

に分類し、ギバーであることが成功するための最適な戦略であることを科学的な根拠に基づいて説明する本です。

 

この本を読んで疑問に思ったことがあります。

本当のギバーっているのでしょうか?

ギバーは他人の役にたつために行動すると書いてありますが、根本的には自分のためじゃないかなって思います。

人の役に立つことが「自分の喜びである」ならば結局は自分の利益を考えていることになりますよね。

僕は、人って自分にとってためになることしかしない。というかできないと思っています。

どんな行動であっても自分のためなんです。

 

そう考えると、ギバーを「他者の役に立とうとする人」ではなく

「見返りを期待せずに他者を助ける人」

と説明した方が僕はしっくりきます。

 

ちなみに僕はマッチャ―だなって思います。

何かをしてもらったら返さなくてはいけない。

何かをしたら何かをしてもらう権利が生まれる。

という感覚があります。

ですが、この本を読んでギバーの生き方ってめちゃくちゃかっこいいなと思いました。

人助けをしてそれを当たり前だと思っている人ってイライラしないだろうし、賢い生き方だなとも思います。

 

ギバーになれるように精進したい。