数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

プロにカウンセリングをしてもらった感想

みなさんこんにちは。

最近メンタルが不安定だったので、思い切ってスクールカウンセラーに話を聞いてもらいました。

スクールカウンセラーとは学校に派遣されるカウンセラーで、主に生徒やその保護者の相談にのります。

(あ、私は中学校で教員をしています)

私も知らなかったのですが、教員のカウンセリングはスクールカウンセラーの業務ではないらしいです。

でも、快くカウンセリングを引き受けてくださいました。

(ありがたい…病院なら1時間のカウンセリングで1万円とかすることもあるらしいのに…)

 

特に目的があるわけでもなく、ひたすら最近の不安な気持ちやイライラをカウンセラーに聞いてもらいました。

感想を一言で言うと

なぜか分からないけどめっちゃ喋ってしまう!

ずっと話を聞いているだけでなく、適度に質問をしてくれるし、その質問を答えることによって自分の見えていなかった自分に気づけることもできて、どんどん喋ってしまいました。(僕はあんまり喋るタイプではないのに…これがプロの技なのかな…)

それに対して信頼関係も作っていないいわば赤の他人なのに、プライベートなことや生徒の愚痴など普段誰にも言わないようなことまで喋ってしまいました。

 

もしかしたら赤の他人だからこそあんなにベラベラ喋れたのかも。

それに、赤の他人だからこそ言っていることに客観性があって受け入れることができた気がする。

例えば、校長先生に「あなたは初担任なのによく頑張っているよ」と言われても「あ、僕を元気づけるという目的が先にあって、言葉を選んでいるな」っていう気がしてしまうのですが、カウンセラーは「今の話を聞くと、こことここが一見矛盾しているように思えるのですが、もう少し詳しく教えてください。」というように、僕を慰める言葉ではなくカウンセラーが思ったことと事実を淡々と教えてくれるので、「あ、第3者は自分の考えに対してこう思うんだな」と素直に自分のことを分析することができました。

なんかの本でカウンセリングでは共感は必須だが、同情してはいけないみたいなことが書いてあった気がするが、まさにそんな感じがした。

気持ちは理解してくれるが、決して同情して慰めるための軽率な発言をしたりはしなかったのが気持ちよかった。

 

ストレス対策の具体案が出たとかではなく、ただただ僕の話を聞いてくださっただけだが、ちょっとスッキリした。

カウンセラーさんに話を聞いてもらえてよかった!