数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

「一度しかない人生を最高の人生にする方法」という本で一番腑に落ちた一説

昨日は「GREAT LIFE 一度しかない人生を最高の人生にする方法」という本を読んでいました。

 

 

自己啓発本として何度か見たことがあったのでいつか読みたいと思って期待していました。

しかし、思っていたのとは違った!

勝手に期待したのが悪いんですけどね。

 

科学的な根拠をもとに人生を最高にする方法が語られているのかと期待しましたが、根拠はなくただただ読者を熱い言葉・明るい言葉・前向きな言葉で応援する本でした。

私は「なぜそういえるのか」が気になる人なので、面白い本だとは思いませんでしたが、人によってはひたすらポジティブな言葉を浴びていたいこともあるので、刺さる人には刺さる本だとは思います。

 

さて、根拠は書かれていないけど、「絶対そうだ!」と腑に落ちた内容を紹介します。

「自分にかけているネガティブな言葉は他人にもかけられるだろうか。もしかけられないのなら絶対に自分にもかけてはいけない。」

 

言われてみれば当たり前のことだけど、今まで自分に対してネガティブな表現を使ってしまっていました。

例えば、よく自分に

「ほんまポンコツやな」

っていう言葉をかけていましたけど、こんなこと人には絶対に言いません。

ポンコツやな」って言われて気持ちがいい人なんていないですもんね。

 

でも、自分には言ってしまうのはなぜなんでしょうか。

自分も他人と同様、同じ人間なのに。

人を傷つける言葉って誰が誰に言っているか関係なく、ただ誰かが傷ついていることが問題なんですよね。

それは自分であっても他人であっても一緒。

そう思ったら自分を落とすような発言は例え自分であっても吐いてはいけない気がしてきました。

 

自分をもっと大切にしたいと思える一節に出会うことができました。