今日は研究授業があり、他校の先生に授業を公開した。
問題は生徒自身が作って、みんなで解き合うという目新しい授業をしてみた。
反省点はたくさんあったが、今日は良かったことだけを書く。
まず、とにかく生徒が頑張ってくれた。問題を自分で作るというのは難易度が高いが、みんな必死に考えてくれた。
これまでの授業ではふざけていたり、タブレットで遊んでいたりしていたので、
「これが子どもたちの限界かな」
と思っていたが、今日の様子を見て
「本気を出したら、こんなに集中できるんや」
と驚いた。
もちろん、今日子どもたちが頑張ったのは、他校の先生に見られている緊張感があったからだ。
明日からはまた元に戻るだろう。
しかし、「子どもたちには力がある」と分かったので、それを引き出すような授業を作るモチベーションが湧いた。
また、研究授業をしてみて、自分は「数学の授業を作るのは好きだな」と分かった。
授業をしているときは楽しいとは思わないが、
「どのような授業構成にすれば、子どもたちが楽しめるかな」
「どのような発問をどのタイミングで入れれば、学力低位の子も救えるかな」
等、授業前に授業構成を考えているときは楽しかった。
さらに、「自分の考えた仕掛けに子どもたちがどのように反応したか」を授業後に振り返るのも楽しい。
「日常の授業でもう少し授業の準備をする時間をとると、もっと仕事を楽しめるのかもしれない」と気づかされました(その時間がなかなか取れないんですけどね)。
以上です。ご一読ありがとうございました。