数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

人を見下して安心するのはダメなことなのか。

この記事ではひろゆきさんの「1%の努力」という本に書かれていた

「上を見て比べるのはバカらしいけど、下を見て落ち着くことを、僕は否定しない。」

という考えについて一人議論していこうと思います。

 

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僕は今まで自分より下の人を見て安心するのはダサいことだと思っていました。

自分も一人の「人」なのに同じ「人」を見下して安心感を得るのは謙虚さがなく、調子に乗っている感じがするからです。

しかし、この本の目標は「幸せの総量をできるだけ増やすこと」であり、私もそれが人生の目的だと思っています。

たしかに幸せの総量を増やすためのテクニックとして「人を見下して安心する」という考え方を持つのは賢いのかもしれませんね。

ただ、人を見下していることによって「あの人はバカだ」「お前は俺より収入が低い」等、人を敵に回すようなことを実際に発言してしまうのは損だと思います。

あくまで「人を見下す」のは安心するためのテクニックなので、それによって敵を作って余計な不安を生み出しては、本末転倒ですもんね。

 

というわけで、僕も自己肯定感が下がりすぎて病んでしまいそうなときは「僕よりダメな人間なんていくらでもいる」と心の中で思うことで自己肯定感を上げるというテクニックを使っていこうと思います。

以上です。ご一読ありがとうございました。