数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

将棋で手が思いつかないときのパターン2つ

私は小学校の頃から趣味で将棋を指している。

最近は将棋ウォーズというアプリで指していて、実力は10分切れ負けが3段である。

将棋ウォーズは持ち時間が短いので、あまり考えずに思いついた手をポンポン指していくことが重要である。

だから、一度手が思いつかないと焦ってしまい、たくさん考えた末に悪手を指してしまうことがよくある。

そこで、この記事では、将棋で手が思いつかないときのパターンを挙げていき、次に手が思いつかないときにここで書いたことを思いだすようにしたい。

 

将棋で手が思いつかないときのパターン2つ

形勢判断が誤っている

自分が今有利だと思っているか不利だと思っているかは指し手に大きく影響する。

私の場合は、有利だと思っていると攻めの手を考えやすくなるし、不利だと思っていると良い手ではないことが分かっていても粘るための手を指す傾向にある。

手が思いつかないときによくあるのが、

有利だと思って指していたが実際は互角か不利だった

というパターンだ。

この場合は本当は粘りの手を考えるべきなのに「有利なのでもっといい攻めの手があるはずだ」と思い込んで、手が思いつかず、いたずらに考慮時間を使っていくことになる。

 

手を決めるための要素が少ない

私が手を決めるときは「その読みの後に駒得になるかどうか」を重視する傾向がある。

これも重要な要素だが、手を決めるときには他にも

  • その読みの後の手番はどちらにあるか
  • その読みの後のお互いの駒の効率はどうか
  • お互いの玉の硬さはどうか
  • どちらの攻めが速いか
  • 戦いが起きている場所はどちらの玉の方が近いか

等、たくさんの要素がある。

しかし、いくつか手が思いついてどの手もいいなと迷っているときは、大抵2,3個の要素でしか手を比べることができていないことが多い。

迷ったときは、他に考慮すべき要素はないか?と自分に問いかけることが大事である。

 

おわりに

将棋で手が思いつかない時のパターンを2つ書いた。

細かく分ければ他にもあると思うが、文章にできるほどはっきり整理できているわけではない。

これが言語化できるようになるともう一段と強くなれそうだ。

 

みなさんもぜひ将棋をやってみてください。

ただ、かなり中毒性があるので、やりすぎには気を付けて(笑)