正月なので実家に帰省しました。
久々に両親と会ったのですが
自分の嫌いなところって母譲りなんだな
って思いました。
(親不孝なことを今から書きますが、お許しを)
まず、私の実家では毎年父方の祖母がおせち料理を用意してくれます。
それを親戚一同集まって会食するのが毎年の恒例です。
そのおせち料理の準備をみんなで手伝うのですが
うちの母がポンコツすぎる…
ポンコツ度が仕事中の僕に似ていてイラッとしました(笑)
なんか手伝おうとして間違えるとかならまだいいんですよ。
でも、何もしないで突っ立っているんですよ!!
いや、手伝おうとする気がないわけではないと思います。
突っ立ってみんなが作業している様子をじーっと見ているので。
多分、何をすればいいのかわからないんでしょうね。
仕事のときの僕もよくあります。
みんなが動いているのに自分がやるべきことを見つけられなくて気まずく突っ立っている。
自分のそういうところは嫌いだし、自分でやるべきことを見つけられるようになりたい。
今回、母の様子を見て
「仕事中の俺と似ている。もやもやする。」
って思いました。同族嫌悪ってやつですかね。
何すればいいか分からないなら
「何か手伝えることありますか?」
とか祖母に聞けばいいし、自分がやるべきやと思ったことを自信をもってやればいいやん。
と言ってみたものの、仕事中の僕もこんな風に思われるということなので、母を反面教師にして、率先して仕事をしにいくようにしたい。
もう1つ母の嫌なところ。
そして、自分も譲り受けているところ。
自分を取り繕って、人にいい顔をしようとするところ。
母はおせち料理の準備を何もしなかったのだが、祖母に
「何から何までしてもらってすみません~。こんな立派なご馳走作ってもらって…」
と、媚びを売っていた。
電話に出るときのようなよそ行きのワントーン高い声で。
僕の2学期保護者会もこんな感じでした(私は教員をしています)。
僕は普段あんまり笑わないし、子どもの嫌なところばっかり目についている。
でも、保護者の前では笑顔を作って、保護者の話にオーバーリアクションを取って、子どものいいところを大げさにほめる。
母と同じで媚びを売っていたんです。
自分のこうやって媚びを売るところが嫌いです。
本当の自分を出していない感じ。
うさんくさい感じがするので。
良い嫁姑関係を築くのも大変なのでしょうけど、いちいち自分を偽っている母を見ると、「うわっ。俺やん」って同族嫌悪を起こします。
ずっとこの2つの嫌なところを持っている自分にモヤモヤしていました。
でも、今回母を見て
「あ、親の行動が子どもに移っているんだな」
とちょっと引いた目で見れるようになったので、少しスッキリしました。
また、自分が「仕事中に突っ立っているとき」「媚びを売っているとき」は周りがどう思うかも分かったので、気を付けたいと思えました。
勉強になったので、実家帰って良かった!
そして、母さん、好き放題ブログに書いてごめんなさい(笑)