数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

なぜ僕は生徒から嫌われているのだろうか。

私は教員をしているのですが、生徒から嫌われています…

子どもだからと言って人から嫌われるのはやっぱりキツい。

なぜ生徒から嫌われているのかを客観的に考えたいと思ったので、考えられる理由をつらつらと書いていきます。

 

①嫌われていると思っているから

変な話かもしれませんが、「生徒から嫌われている」と思っていること自体が、生徒から嫌われる原因になっているのかもしれません。

「生徒から嫌われている」と思っていると、積極的に相手のことを理解しようとも思えないし、話しかけるときも堂々と話せません。

そうすると、生徒もイライラしてくるのかもしれないですね。

 

②なよなよしているから

私は自分に自信がないので、なよなよしています。

生徒であっても人と喋るのは結構緊張してしまいます。

自信がない人に「ああしなさい。こうしなさい」と言われても「信じていいのか?」ってなりますよね。

だから、僕が指導してもあんまり腑に落ちないのかなと思います。

 

でも、同じ言葉を言われているのに、誰が言うかによって言っていることが正しいかどうかの判断が変わってしまうのって、めちゃくちゃ非論理的ですよね。

かのいう私も、正しそうなことでも嫌いな人から言われるとピンときません。

私は合理的でありたいと思っていますが、人間である限り「何を言うか」より「誰が言うか」を重要視してしまうものなのかもしれません。

 

③生徒のことを理解していない

これが一番ありそうな理由だと思います。

私は生徒のことに関心が湧かないなーと思っています。

生徒と話したことなんてすぐに忘れちゃいますし、質問をしたら「前も言いましたよ」って言われること多々あります。

子どもだから感心が湧かないというよりは、多分人にあまり関心が湧いていないのかもしれません。

周りの先生たちは、

「あの子は昔、こういうことがあって…」

「あの子のお母さんは○○に勤めていて、お父さんは○○出身で…」

とか子どもについて色んな情報が頭に入っているんですよね。

また、子どもたちの友人関係も他の先生に比べて全く把握できていません。

私は自分のクラスの友人関係を見ているだけで精一杯だけど、他の先生は学年全員の人間関係を具体的なエピソードを交えて話すことができます。

また、私はあの子とあの子が仲が良いと思っていたけど、実はもう喧嘩していて今は違うということに気づかないみたいなことが頻繁にあります。

特に女子の人間関係には気づかない。

他の先生はすぐに気づくのに…

 

以上の3つが私が生徒から嫌われている理由なのかなと思います。

生徒から嫌われていることを気にしていたら、教員なんてやっていけないと思うので、仕事だと割り切って、生徒といい関係を築けるようにしたいですね。