数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

子どもだけじゃなく教員間でもいざこざって起こりますよね。

みなさんこんにちは。

私は中学校で教員をしています。

子どもたちの間での人間関係のトラブルは日常茶飯事なのですが、

教員間でのトラブルも起こりますよね。

人間同士だから当然か。

まぁ、教員はコミュニケーション能力が特に必要だから、他の職種よりはトラブル起き辛いのではないかなって思うけど。

 

こんなことを言うのは、最近教員間でのトラブルがあるからです。

トラブルというほどのことではないかもしれませんが、バチバチいがみあっているという状態です。

いがみあっている二人は、学年主任の先生と担任の先生。

担任の先生は学年主任について「自分にだけ冷たいから嫌だ」と言っている。

学年主任は「冷たくしているつもりはないけど、そっちが嫌な態度をとるからこっちもやり辛くて、結果冷たくなっているかもしれない」と言っている。

 

実は2か月くらいそうやってバチバチしていたらしいんですが、鈍感な僕は全く気付かず…

でも、最近二人が言いたいことを言い合ったということがあったみたいで、バチバチしていることが発覚。

これについて思うことをつらつら書いていきます。

 

まず思うこと。

お互い大人なんだからもう少し歩み寄れんのかな??

ということ。

傍から見ていると子ども同士の喧嘩と大して変わらないように見える。

お互い思いやりがないというか、感情的になりすぎているというか。

まぁ僕は当事者じゃないから、感情的にならずに物を言えるだけかもしれません。

でも、関係が悪い二人がいたら周りにいる人も気を遣うし、いい仕事もできないじゃないですか。

人それぞれ自分の人生があって何をしてもいいけど、仕事場に集まるのは共通の目的を達成するため。

教員だったら「子どもを成長させる」ということでしょうか。

この共通の目的のために邪魔なことは無くしていく方が合理的です。

 

その2人はお互い言い合っていて、「そっちの態度が悪いから、こっちが嫌な気分になるんや」という主張です。

でも、相手がどんな態度であっても、それに対しての反応を決められるのは自分。

相手が嫌な態度を取ってきていて、それに対して自分も「相手に嫌な態度をとる」という選択をしているのは自分。

関係が悪化するようなことをしているのは自分なんですよね。

 

こうやって二人の関係を見ていてモヤモヤするわけですけど、おそらく二人の悪い関係は子どもたちにも伝わっていると思うんですよね。

子どもたちも気を使うだろうな。

 

さて、思いつくままに書いてきましたが、私が二人の行動を決められるわけじゃないから、「二人の関係が良くなるために自分にできることは何か」を考えよう。

それは、どっちの肩も持たないことかなと思います。

どっちかに肩入れすると、自分もいざこざに巻き込まれるうえに、問題が大きくなってさらに二人の関係が修復しづらくなると思う。

 

今は学年主任からしか話を聞いていないので、その担任の先生の言い分もじっくり聞いてみたいな。