みなさんこんにちは。
ふと、1年前くらいの奥さんとのさりげないやりとりを思い出しました。
私は中学校で教員をしているのですが、1年前は「仕事いやだなー」ってなっていました。
そこで、奥さん(そのときは彼女でしたが)に
「仕事辞めたいなーって思っていて、同僚にも話したことがある」
という話をしました。
奥さんは普段なんでも肯定してくれるタイプの人なんですけど、そのときに言われた一言がとても印象的で記憶に残っています。
「それ同僚に言わん方がいいと思うな。辞めたい辞めたいって言っていて、辞めんかったらカッコ悪いなって私は思うから」
と言われました。
何でカッコ悪いと思うかは聞かなかったんですけど、「もし、自分の周りに仕事辞めたい辞めたいと言っていて、辞めない人がいたらどうか?」と考えてみたら、「確かにかっこ悪いな」と思いました。
だって
「自分は辞める勇気も実力もありません!」
って宣言しているようなもんですもんね。
辞めたいのに辞めないのって結局仕事を辞めるリスクにビビっている。
辞めるリスクにビビるということは、次の働く場所がないっていうこと。
次の働く場所がないっていうことは、誰かに必要とされるようなスキルがないっていうこと。
そう思うと、確かに「辞めたい辞めたい」と言いながら辞めないのはカッコ悪いな。
それに「仕事辞めたい」という気持ちの奥には
「この仕事じゃなければ自分はもっと活躍できる」
という自惚れもあるんじゃないかな。
「仕事辞めたい」と言っている人全員がそうではないだろうけど、少なくとも一年前の僕にはそういう気持ちもあったと思う。
これも謙虚じゃないし、かっこ悪い。
それに、目の前の仕事ができない自分を受け入れられないという不必要なプライドもある。
今も「ずっと教員を続けるんだ!」という覚悟ができているわけではありません。
心のどこかで「別の道もあるんじゃないか」とは思っています。
でも、そんな思いを抱えたまま口だけ「仕事辞めよかな」っていうんじゃなくて、まずは別の道でもやっていけるような実力が付くまで色々行動してみたいな。