数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

映画「九十歳。何がめでたい」の感想

みなさんこんにちは。

今日は映画を見たい気分だったのですが、いつも見ないような映画にチャレンジしたいと思い

「九十歳。何がめでたい」

を見てきました。

(いつもはサスペンス系を見るのですが、これはコメディ系です)

 

movies.shochiku.co.jp

 

今日はこの映画を見て思ったことをつらつらと書いていきます。

(ネタバレを気にせず書きますので、ご注意ください)

 

見終わってまず頭に浮かんできたのは

「最初から最後まで平和な話だなー」

です。

途中で大きく展開が変わることもなく、ずっと小説家の愛子先生と編集者の吉川の喧嘩しながらも仲がいいというべき、ほのぼのしたやりとりが行われます。

今まで見てきた映画は、100面白いところもあれば、40くらいしか面白くないところもあるという印象でした。

でも、この映画は

ずっと60くらい面白いという印象。

ずっとクスッと笑えましたー

 

来場者はほとんどが60歳を超えているような人たちでした。

「老後をどうすごすと幸せか?」

を考えさせられる映画でもあったので、やはり老人に刺さりやすかったのかな。

 

この映画の中で「ほんと、そうだよなー」と思うセリフがありました。

「毎日をダラダラ過ごしていても仕方ない。何かに情熱を注ぐからこそ生きているんだ。」

(全然セリフ違うだろうけど、言いたいことは似ているはず笑)

仕事嫌だなーといいながらもダラダラ過ごしてしまった休日よりは平日の方が充実感を感じて、一日を終えることができます。

「仕事をしていることは自分の幸せにつながっているんだな」と思えました。

 

また

「子どもたちがキャーキャーうるさいのは、生命エネルギーがあふれ出ているからだ」

といったようなセリフもありました。

私は教員をしているのですが、よく子どもたちがギャーギャー騒いだり、周りのことを考えない行動をしたりすることにイラッとしてしまいます。

でも、子どものあの何も気にせず思うがままに振る舞う姿が生命エネルギーの本来の使い方であって、周りのことを気にして自分を出さないようにしている大人の方が生き物として間違っているのかなと思いました。

子どもの方が正しい!と言い切るわけではないけど、子どもには子どもの生き方があるんだなとは思えるようになりました。

 

新しいジャンルの映画にチャレンジしましたが、新しい体験をしたようで勉強になった!

また、色んなジャンルの映画を見ていきたい。

ご一読ありがとうございました!