数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

お気に入りの文章3つ選んでみた!(掃除道より)

今日は曹洞宗の住職である枡野俊明さんの著書「掃除道」からお気に入りの文章を3つ選びました!

 

①毎朝のルーティンとして、淡々と、でも一心に、掃除に取り組む。それが一番です。

僕は掃除は週末にまとめてやるものという意識でした。

いや、汚くなったなと思ったら掃除をしていたので、週1で掃除をしていたかどうかも怪しいです。

しかし、この本では毎朝のルーティンとして、掃除をするべきだと書いてあります。

汚れていてもいなくても関係なく掃除をするということですね。

掃除の目的を「キレイにすること」だけにするとなかなか毎日やる気にはならないですが、「心を落ち着かせるため」「集中状態になるため」と思うと、毎朝するのも素敵だなって思えてきました。

②心をこめて掃除をすれば、さまざまな悩みがスーッと消えていきます。

全ての悩みの解消に効果的なのは筋トレだけだと思っていましたが、掃除もそうなのか…

たしかに、掃除をしているときって汚れに集中できて、悩んでいることを忘れてしまいます。

「掃除をしているときは嫌なことを忘れられる」という短期的な効果だけだと思っていましたが、掃除をするということは心を掃除するということでもあるそうで、長期的にもメンタルにいいんだとか。

科学的根拠があるかは分かりませんが、先人の経験から「掃除はメンタルに良い」というのは常識なんでしょうね。

③ひとつのことを集中して考えたいときなど、「準備運動」としても掃除をおすすめします。

私は毎朝運動をするようにしています。

(といっても、朝の運動を始めて1週間ほどしか経っていませんが…)

しかし、朝の運動って体が思うように動かなくて、気が向かない時が多いんですよね。

そこで、この本に書いてあるように「準備運動」として、運動の前に掃除をしてみることにしました。

すると、適度に体温が上がってきて、気分もスッキリするので、「よし、運動するか」という気持ちになることが分かりました。

①でも書いてあったように、朝イチで掃除をするのは大事なルーティンかもしれませんね。

 

以上、3つの文章を紹介しました。

この本を読んで少し掃除をする頻度が増えましたが、一度掃除を始めると「お、ここも汚れているしキレイにしよう!」とどんどんやる気が出てくるもんですね。

また、毎日ルンバを動かしていますが、単にその場をキレイにすればいいわけではなく、自分の手で汚れを取ることがメンタルに良いということがこの本から学べました。

みなさんもぜひ一度読んでみてください!