数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

行動力をつけるための考え方!

この記事ではけんすうさんの書かれた「物語思考」から

「行動力をつけるための考え方」

を紹介していきます。

 

 

イデアを自分の中で温め続けていると、それをやりたくなくなっちゃうんです。なぜなら、やってみて失敗したらそのアイデアがダメだったということになるからです。

「アイデアを思いついたらすぐに行動しろ!」

というアドバイスはいろんな本に書いてあります。

ほとんどの本に書いてある理由は「やってみないと分からないから」です。

 

しかし、この本に書いてある理由は「アイデアを温めると、それをやりたくなくなるから」です。

これが斬新で好き。

私はいくつか人生でやってみたいアイデアがあるのですが、行動できていません。

こうやってアイデアを持ったままにしていると、腐敗してどんどんやりたくなくなると言われると、ゾッとするのでとっととやってしまいたいと思えました。

なぜ、アイデアを温めるとやりたくなくなるかというと、温めて温めてしてきたアイデアが失敗したらショックだから、怖くて行動できなくなるんですね。

人間は自分が大好きなので傷つきたくないんです。

それにアイデアを持ったままにしておけば

「自分はすごいアイデアを思いつくことが出来る人だ!」

と妄想を楽しむことができるというのもあるでしょう。

そのアイデアがすごくなかったと分かるとショックですしね。

 

この本にはこんなことも書かれています。

だいたいのケースにおいて、自分の持っているアイデアはたいしたものではありません。

バッサリ切っていますね(笑)。

ただ、筆者は読者をたきつけるためにこんな言い方をしているのではなく、淡々と事実を言っているだけです。

肯定的な諦めと言えるでしょうか。

「どうせ、思いついたアイデアなんてたいしたことないんだから、数打ちゃ当たる戦法で、思いついた大量のアイデアをしらみつぶしに行動することが大事。」

だと私は解釈しました。

 

私は人生で

・将棋youtubeをやってみたい

・プログラミングをやってみたい

・ゲーム実況をやってみたい

というアイデアがあります。

「これをやったら人生が楽しくなる!」なんて期待をせずに、やることリストのように淡々とこなしていけばいいのかなと思いました!

 

ご一読ありがとうございました!