みなさんこんにちは。
最近、何事も悶々と考えて漠然とした不安を抱えることが多いので、著書「考えすぎない人の考え方」を読み返してみました。
今日はこれを読んで学んだことを書きます。
なぜ人は不安になるのでしょうか。
この本からの一節を抜粋。
「進化心理学」という学問では、人間の行動原理をこう説明しています。
人はみな「不安」によって動くと。
自分の命を守るため、家族の命を守るため、私たちは「不安」という機能を使って生きてきたのです。
僕はこんな風に様々な現象を一つの理由で説明できている理論が大好物。(笑)
しかも、反論も思いつかないので、かなり真実に近いと思う。
人の行動は全て「不安」を解消するためなんですね。
そうなると、人が「不安」を持つのは単なる生存戦略の一つであり、それ自体にいいも悪いもない。
単に「不安」という感情が行動を起こすために便利だから使っているだけ。
そう思ったら、自分の中に「不安」がでてきても
ああ、自分は何か行動したいんだな
と客観的に「不安」を見つめることができます。
「人はみな「不安」によって動く」というのは「何かを避けるとき」に当てはまる理論のように思えます。
例えば、風邪を引いたときなんかは、これ以上悪化するのが不安だから休む、という行動に出ます。
ただ、「不安」は「何かを避けるとき」だけでなく「何かを求めるとき」の行動理由にもなっている。
例えば、「華金だ!」と飲みに行くのは、もし飲みに行かなかったら、このきつい労働生活が変わり映えせず淡々と一生続いていってしまうようで不安だから、気晴らしに飲みに行くのです。
それだけの理由ではないでしょうが、理由の一部にはなっているのではないでしょうか。
最近、不安を抱えることが多いです。
でも、それは何かの行動に移すための単なる機能なので、その不安を適切な行動に変えることに努めればいいだけ。
(逃避行動に移るようなバグはなくしたいな)
ご一読ありがとうございました!