数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

多くの人が自分の「やりたいこと」を見つけられない理由

私は教員をしているのですが、最近「もっとほかにやりたいことがありそう」と転職を考えています。

しかし、なかなか自分のやりたいことが見つからない…

 

ということで、この記事では八木仁平さんの書かれた『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』から

多くの人が自分の「やりたいこと」が見つけられない理由

について書きます。

 

 

この本では「やりたいこと探し」で起こるよくある間違いとして次の5つを挙げています。

 

①「やりたいこと」は「一生続けられること」でなければならないと思っている。

②やりたいことを見つけた時には「運命的な感覚」があると思っている。

③「人のためになること」でないといけないと思っている。

④「やりたいこと」を見つけるには「たくさん行動する」しかないと思っている。

⑤やりたいことが「仕事」にならないと思っている。

 

僕は①に当てはまっていたので、この記事では①について考えたことをちょろっと書きます。

 

僕はプログラミングや将棋や数学など色々やりたいことはあるのですが、仕事にするなら一生続けられるものでなければならないと思っていました。

 

ですが、この本では「今の社会は変化が速いから、一つのことに固執するのはむしろリスクでしかない」と書かれています。

 

私は教員をしているので、サラリーマンのように会社が時代の変化においつけず、つぶれてしまうなんてことはありません。

そういう意味では、教員に固執することにリスクはない。

 

ですが、「やりたい」と思えていない仕事をずっと続けるのは、お金がなくなるリスクはなくても、時間を無駄にするというリスクがある。

 

この本でを読んで、一番救われた言葉がこちら。

「やりたいこと」は「今一番やりたいこと」でかまいません。

 

ありがたいお言葉…

それなら「やりたいこと」が見つかりそう!

 

一生続かなくてもいいなら今一番やりたいことはプログラミング。

プログラミングで自分があったらいいなと思うアプリを作れたら仕事に価値を感じるし、達成感もある!

 

まだ、プログラミングを始めて1週間ほどしか経っていないけど、めっちゃ面白い。

「この面白さは一生続くのかな?飽きたりしないかな?」という不安もあるのですが、続くかどうかは分かりっこないし、とにかく面白いと思っている今のうちにたくさん勉強したいと思いました!

 

ご一読ありがとうございました~