数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

教員辞めたいのか辞めたくないのか分からなくなった

私は中学校で教員をしています。

教員になってからずっと「このまま教員でいていいのかな?」という思いが漠然とありました。

業務内容や制度に特別に不満があるわけではないのですが、同僚や子どもや保護者に気を遣うのが疲れます。

「どの仕事でも人間関係からは逃れられないだろ」

とも思うのですが

「パソコン1つで仕事ができるフリーランスならワンチャン??」

ということで、「Web系フリーランス働き方超大全」を読んでみました。

この本を読んで思ったことをつらつらと書いていきます。

 

 

正直、これを読んだら「教員辞めたいのか辞めたくないのか分からなくなりました」

フリーランスになったら

・営業をしないといけない

・税金や年金の手続きなど今まで学校がやってくれていたことを自分でしなければならない

・体調を崩してもクライアントは待ってくれない

などデメリットもたくさんあることが分かりました。

当たり前のように思っていたけど、学校に守ってもらっていることが山ほどあるんだな…

そもそも私は「楽をしたい」「めんどうなことをしたくない」です。

しかし、この本には「フリーランスに向いている人」についてこのように書いています。

自由と引き換えに営業活動や日々の勉強が必要になるけれど、そうした自由に伴う責任や義務は苦にならない。むしろ、その方がやる気がでるというタイプです。

いやぁ、僕ではないな…

フリーランスは仕事が大好きな人がやるものであって、「人間関係がめんどうだから」「縛られるのが嫌だから」みたいな消極的な理由でやるものではないのかな…

学校に守られながら生きていった方がいいのかな…

 

別に時間や場所や人間関係から自由になりたいだけなら、そういう雇用スタイルを取っている会社に転職するのもあり。

この本を手に取ったときは「フリーランスのなり方」を知りたい!と思ったのですが、

フリーランスへの道の第一歩は自分の価値観を見直すことから

という一文が一番腑に落ちました。

自分は本当はどんな生活スタイルを望んでいるのだろう。

・リスクを負いたくないのか

・収入はどれほどあればいいと思っているのか

・どれくらいの量の人間関係なら快適に暮らせるのか

などなど、ゆっくり時間を取って考えよう。

また、この本を読んだらフリーランスになるかどうかは別としてWebのことについて学ぶのは純粋に楽しそうだなと思ったので、趣味としてプログラミングを学んでみたくなりました。

 

ご一読ありがとうございました!