こんにちは。
今日は問題解説をします。
問題はこちら。
平面上の点O(-3,3)を中心とする円と直線が接するとき,接点の座標を求めなさい。
では早速解説をします。
直線がの形で表されているので、点と直線の距離の公式で直線と円の中心の距離を求めたくなります。
\begin{align}d&=\dfrac{|2\cdot(-3)-1\cdot3+5|}{\sqrt{2^2+(-1)^2}}\\&=\dfrac{|-4|}{\sqrt{5}}\\&=\dfrac{4}{\sqrt5}\end{align}
接点の座標をとすると、であるから
\begin{align}\dfrac{4}{\sqrt5}&=\sqrt{(-3-s)^2+(3-t)^2}\\\dfrac{16}{5}&=(-3-s)^2+(3-t)^2\\16&=5\left(9+6s+s^2+9-6t+t^2\right)\tag1\end{align}
ここで、は直線上にあることから
が成り立つ。
これを(1)に代入して
これを整理して
②に代入して
よって接点の交点は
この問題は細かく分ければ色々な解法がありそうですが、一番最初に思いついた方法を書きました。
もし、もっとシンプルな方法がありましたらぜひ教えてください。
ご一読ありがとうございました。