みなさんこんにちは。
私は中学校で数学を教えている教員です。
今日は中学3年生の平方根の計算を教えていました。
例えばこんな計算。
教科書のようにこれを計算すると、こうなります。
このようにを使うのが一般的ですし、僕もこうやって教えました。
でも、これって「なんでこうなるの?」って聞かれたときにしっかりと説明できる生徒ってほとんどいないと思うんですよ。
「そういうもんだから」で終わらすのは「つべこべ言わずにワシの言うことを聞いておけばいいんや!」って言っているみたいで、嫌だし。
こんな思いがあるので、僕は本当は次のように教えたい。
そもそもとは二乗してになる正の数です。
このの定義を大事にして次のように考えましょう。
を二乗します。
このことからは2乗するとになる正の数です。
ということはが分かります。
この教え方がややこしいのは分かっています。
だから今日もビビッてこの教え方はやめました。
でも、本来の√の定義に基づいているのはこの方法だと思うんですよね。
ややこしくても「なぜそうなると言えるのか」が分かる解き方を大切にしたいなー
今日は以上です。
ありがとうございました。