みなさんこんにちは。
今日は曹洞宗の住職である牧野俊明さんの書かれた「整える力」から学んだことを書いていきます。
この本に書かれている禅の教えがこちら。
禅では「一掃除、二信心」といって、「最初にやるべきは掃除で、信心はそれがすんでからのこと」と教えます。
それほどまでに掃除や片付けを重視しているのです。
私自身は、執筆や書類仕事などのときはひと段落するたびに、すぐにデスクの上をいったん整理整頓します。
とにかく「ため込まないこと」を徹底する。
私は正直に言うと、整理整頓の重要性が腑に落ちていません。
私は教員をしているのですが、机の上に物が散乱している子どもを見て「汚いな」とは思いますが、注意することはあまりないです。
ですが、心の状態と場の状態がリンクしているというのは正しそうだなと思います。
うつっぽくなった時期には台所に洗い物が溜まっていることが多かったです。
これは心が沈んでいるから、場が汚くなるというだけでなく
場が汚いから心が沈むという作用もあるんだろうな。
この本に「とにかくため込まないことを徹底する」と書かれていますが、場の乱れをためると、心の乱れもためこんでしまうことになる。
そして、ため込んだ乱れはそう簡単に整えることが出来ない。
「とにかくため込まないことを徹底する」というのは、何も掃除だけじゃなく、仕事についても言えることだなと実感します。
今、10月にある研究授業の指導案を作っているのですが、一学期に何もせずため込みすぎたせいで、今この仕事を消化するのがめちゃくちゃしんどいです。
一学期には「ため込んでしまっているけど夏休みになれば余裕が生まれるから終わるでしょ!」と思っていましたが、投下する資源は何も時間だけじゃなくて、気力もあるんですよね。
だから、いくら時間があっても、その仕事に気力を使えるのはせいぜい1時間程度。
それに、夏休みと言ってもなんやかんや他の仕事が降ってきます。
しんどい!毎日10分でいいからコツコツ進めておけばよかった!
ため込んだらダメなことには他にも
・愚痴
・荷物
・脂肪
・ストレス
・借金
などたくさんあります。
「ため込まないことを徹底する。とにかく細目に処理する」
という教えを覚えておこう!
読んでいただきありがとうございました!