この記事ではローマ五献帝時代の最後の皇帝、マルクス・アウレリウスが書いた日記である「自省録」の内容を僕の感想交じりに書いていきます。
他人の心の動きが気にならないといって、悲しむ人間などいない。
だが、自分自身の心のなかの動きに目をこらしていない者が不幸にならないわけがない。
僕は最近抑うつ状態になりました。
気分は上がらないので、不幸と言えば不幸になるのかな。
(仕事休めているから結構嬉しいけどw)
僕が不幸(うつ)になった理由は、アウレリウスがいうように、これまで自分の心のなかの動きに目をこらしてこなかったからだろうか。
いや、自分は内省が大好きだから、自分の内側についてはよく観察してきたつもりだ。
でも、こうやってうつになった。
この本を読んで思ったのだが、今までは自分の内側の中でも「考え」に注目してきた。
でも、心の動きはあまり意識していなかった。
というより、気づかないようにしてきたのかもしれない。
人に対してイラッとした気持ちに気づかないふり。
人に言いたいことがあるのに気づかないふり。
そんなことをしてきたから、こうやってうつになったのかもしれない。
ところで、先日初めてうつの「認知行動療法」を受けてみた。
そこでは自分の考えや心の動きを観察する訓練を3時間ほどした。
それをきっかけに自分の心の動きをチェックするようにしているのだが、気づいたことが一つある。
汚いものや片付いていないものを見ると心がゾワッとすること。
僕は身だしなみとか整理整頓に気が回らなかったんですが、よくよく自分の心を観察したら、汚いものを見るとちょっと心がゾワッとしていることに気づいた。
この気持ちをずっと放置してきて、積もり積もってうつになった可能性もあるなって思う。
結局何が言いたいかというと
場の乱れは心の乱れっていうのは的を得ていると思う!
ご一読ありがとうございました!