数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

休日に仕事をするのも悪くない

私は教員になって3年目まで

「自分は休日に仕事を絶対にしたくない人間だ」

と思っていた。

しかし、最近は休日の朝に細々した仕事をすすめるのがマイブームになった。

「細々した仕事だから、平日にやれば終わるだろう」と高を括っていると、平日は次から次へと新しい仕事が増えて、結局は細々した仕事でさえできなくなりがちだ。

もし細々した仕事ができる時間がとれても、大抵は放課後だ。

放課後は日中の疲れで頭も回らないし、やる気も起きない。

だから、仕事の効率がとても悪くなり、時間だけが過ぎるような感覚になる。

 

それに対して、休日の朝は、頭も冴えているし、生徒や先生も少ないので集中でき、仕事の効率がとても良い。

しかも、仕事が終わると、「やらなければならない」と思っていることが頭から消えるので、スッキリした気持ちで、残りの休日を楽しむことができる。

家を掃除すると気持ちがスッキリするように、仕事を片付けると頭がスッキリする。

月曜日からの仕事に対しても、少し気が楽になるので、ブルーマンデーにもなりづらくなる。

 

私は3年目まで、「自分は休日に仕事を絶対にしたくない人間だ」と思っていたが、私が嫌なのは仕事ではなく、どうやら

「休日の時間の使い方を人に決められること」

のようだ。

 

だから、休日の部活指導なんて絶対に命令されたくないし、飲み会にも行きたくないんだな…

自分のことがより深く分かって嬉しくなりました。