数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

車の横転事故に遭遇

昨日は強烈な体験をしました。

車の単独横転事故に遭遇したのです。

恐ろしかった…

 

車の横転の瞬間を見たわけではないのですが、おそらく事故があってから5分も経っていなかったと思います。

ちょうど先に駆け付けた人たちが消防と連絡をしているところでした。

大人が5人くらいすでにいたので

僕にできることはもうないかな」

とも思いましたが、ここでスルーして

「後から自分にもできることがあった」

とモヤモヤするのも嫌なのでとりあえず僕も車を脇に止めて、現場に行きました。

 

車の中を遠目で見るとまだ車の中に20代の女性がいました。

血だらけの手を心臓より高く上げながら、止血しています。

服も血で赤く染まっていて「重症だな」と思いました。

女性の意識はあったのですが、血の量がすごかったので、

「いつ意識がなくなってもおかしくないんじゃないか?」

と思えました。

「意識がなくなったときのためにAEDとか持ってきておいた方がいいのかな?」

とか思いましたが、周りにAEDがありそうな施設はありません。

 

周りには救急車を呼んでいる人、交通誘導をしている人、車の扉が閉まらないように押さえている人(車が横なので扉は上にあります。それが閉まってゆがみであかなくなって、出れなくなるのを防いでいます。結局はバックドアから脱出したのですが)

僕はとりあえず、扉が閉まってしまうのを押さえるのを手伝いました。

中の女性をよく見ると、親指の付け根あたりがえぐれています。

本当に気の毒…

そのうち、親御さんらしき2人が到着して、「○○!大丈夫か!?」と焦った様子。

それからは、救急車が到着したので、後はプロに任せることにしてその場を後にしました。

 

今回のことで学んだことがいくつかあります。

1つ目は

僕はいてもいなくても変わらなかったけど、スルーしなくて正解だった。

もし、スルーしていたら後悔していたと思う。

 

2つ目は

事故を発見したときは

消防に連絡するだけでなく、身内にも連絡をすること。

パニクっていても、119に連絡することは忘れずにできそうですが、身内に連絡するところまでは頭が回らなさそう。

ちゃんと覚えておこう。

 

3つ目は

野次馬からけが人が見えないように隠すこと。

今回はそこまで気が回らなかったですが、絶対にした方がいいなと思いました。

 

4つ目は

絶対にわき見運転をしないこと。

その方はわき見運転をしていて事故ったそうです。

僕もときどき油断してやってしまっています。

スマホを見たくなったら絶対にコンビニにでも寄ってから触ろう。

 

強烈な体験でしたが、教訓として次に活かすかしていこう。