数学教員の一人議論

とある数学教員が頭の中の一人議論を形にします。

フロー状態に入る条件は5つあるらしい。

みなさんこんにちは。

今日は精神科医の樺沢紫苑さんの書かれた「脳を最適化すれば能力は2倍になる」からフロー状態に入る5つの条件を書きます。

フロー状態とは「1つの活動に深く没入している状態」です。

僕は掃除をし始めたら気づいたら止まらなくなり、いつの間にか1時間ほど経っていたときに「これがフロー状態か??」と思います。

このフロー状態は心理学者のチクセントミハイが提唱し、チクセントミハイはフロー状態に入る条件を5つ示しました。

 

 

 

①全体目標を設定し、現実的に実行可能な多くの下位目標を設定すること

レポートを書くときを例にこの条件の意味を考えてみます。

全体目標はレポートを完成させることで、それを達成するために「1日500字書く」「1日1つ他のレポートを読む」「1日1人からアドバイスをもらう」等が下位目標にあたるのでしょう。

②選んだ目標に関して進歩を測る方法を見つけること

例えば上のように「1日500字レポートを書く」だと目標に数字が入っているので、目標が達成されたかどうかも分かるし、今、何字書いたかも分かるので進歩を測ることが出来ますね。

しかし、目標が「嫌になるまでレポートをすすめる」だとすると何を持って嫌になったかを判断するのが完全に主観になりますし、「今どれくらい嫌か」を図る手段もないですね。

こんな目標は選ぶとフロー状態には入れないのかな。

③今、していることに対する注意の集中を維持し、その活動に含まれる様々な挑戦対象をさらに細かく区分すること。

これは前半と後半で意味が分かれていますね。

前半はシンプル。

「注意の集中を維持すること」が必要なので「レポートを書いているときは、通知が目に入らないようにスマホを机に置いておかないようにする」等して、集中できる環境にするとよい。

後半は正直よく分からないです(笑)

「挑戦対象をさらに細かく区分する」ってどういうことだ??

「レポートを書く」という活動だったら「面白くする」「簡潔に書く」「早く終わらせる」というのが挑戦対象になるのかな?

そして、「面白くする」だったら「表現に凝る」「目を引く絵や図を入れる」「読み手が何を求めているか考える」のように区分するってことですかね?

④利用し得る挑戦の機会との相互作用に必要な能力を発達させること

これもよく分からん(笑)

レポートを面白くする要素として「表現に凝る」だったら、日頃から色々な文章を読んで、表現に凝れるような能力を身に付けておく必要があるって言うことですかね?

⑤その活動に退屈するようになったら、困難の度合いを高め続けること

レポートを書くのが退屈になったら「ギリギリできそう!」と思えるように工夫をしようということですかね。

例えば「あと10分以内に終わらせる!」と時間設定を加えるとか。

 

フロー状態に入る条件として5つ紹介しました。

正直意味がよく分からない条件もあったけど、僕は

「ギリギリ達成できる大きな目標を立てて、それを小さな目標に可能な限り分割しましょう。その小さな目標もギリギリ達成できそうなものにするとフロー状態になる準備は整っていますよ」

ということだと解釈しました。

ご一読ありがとうございました!