みなさんこんにちは。
みなさんは次の方程式をどのように解きますか?
-2を移項して次のように解く人が多いと思います。
ところで、この移項という操作はなぜ正しいのでしょうか?
教科書ではこのように説明されます。
等式の両辺に同じ数を足しても等式は成り立つ。
そこで、左辺の-2を0にするために両辺に2を足す。
この説明もシンプルでかなり優秀ですが、理解できない人は一定数います。
そのような人は次のように考えてはどうでしょうか。
ならばである。
これを利用するために右辺に無理やり-2を作るが、値が変わらないように+2もつける。
ならばだから
である。
この方法でも移項をした形になっていますね。
このように、「つじつまを合わせながら自分の都合のいいように式を変形する」という技術は色々な場面ででてくるので、この考え方もかなり汎用性があると思っています。
案外、こっちの方が子どもたちも分かってくれるのかもしれません。
以上です。ご一読ありがとうございました。